三基工業HOME » 環境防災事業 » 電気を使わない駆動装置の開発
弊社は、永年に亘り治水・利水を中心とした水門の製造・販売に取り組んでまいりました。
現在、水門業界においてもエコエネルギー・環境への影響およびコストを要請されている社会背景があります。
この中で、「水道水圧エネルギー」を利用し環境に優しく、イニシャル・ランニングコストの低減が図れる新事業に取り組むに当たり水道水圧事業部を新設いたしました。
また、水門技術を駆使した信頼のある「防水板(自動)」事業も併行して推進することといたしました。
この新事業を推進することにより、水門では「都市」を守り、防水板では「財産」を守り社会に貢献するため、より一層努力をしたいと思っております。
水道は配水管の末端でも使えるように0.2Mpa以上の圧力がかけられています。水道水圧エネルギーはこの圧力を利用して駆動装置を動かし、自由に使えるエネルギーとしたものです。
万が一水漏れがあっても周辺環境を汚染しない。またCO2を排出しない。
伝達機能への配慮で大幅な静音性が保たれている。
ライフラインである水道の圧のみを動力源にしているため、停電時でも機能する。
電気を使わないため漏電による火災・感電等の二次災害の心配がない。
既存にある水道水圧エネルギーを使用するため動力費は「0」である。